今宵は七夕

 まずは七夕伝説のあらすじを紹介。天の川の西岸に住む織姫と東岸に住む牛使い彦星が結婚したは良いが全く仕事をしなくなってしまった。怒った天帝が天の川を隔てて二人を離れ離れにしたがそれでも二人は働かなかった。そこで天帝は仕事に励むことを条件に七夕の夜に二人が再会することを赦した。七夕の夜にはカササギが翼に二人を乗せて橋渡しをし二人は年に一度の再会を楽しんだのだそうな。

 また七夕のテーマはロマンスよりも、技芸に励み働くことの大切さ。因みに織姫は機織り、すなわち技芸を象徴し彦星は牽牛星で農耕を象徴しているとのこと。

 またこの物語を夜空に表現しているのが、天の川に輝く「夏の大三角形」だと言われます。琴座のベガが織姫(織女星)、鷲座のアルタイルが彦星(牽牛星)、白鳥座のデネブが二人をとりもつカササギ。見る人が見ればなぁるほど!なんだそうですが、私には分りませぬ💦

 短冊に願い事を書くのは中国の貴族が手芸、詩歌、管弦楽、文字などの上達を願い、梶の葉に文字をたことに由来する。ついでに言うなら七夕に食するのは素麺だそう。織姫にあやかり裁縫や芸事が上手になるように、らしい。